かつて使っていたソナスファベールのガルネリ・オマージュの未使用新品のツイーター補修パーツ2個ペアになります。
輸入元のノアさんから、最後の入荷できるガルネリの補修パーツになると言われて慌てて注文した最終品になります。
ガルネリ・オマージュのツイーターには前期型と後期型があって、後期型になります。
具体的には最初の3枚目、4枚目の円筒の茶筒型が後期タイプとなります。
５枚目の写真のバッグチャンバーがお椀型が前期。
なぜ形状がこうも違うのか、情報が見つかりませんでしたが、私見からは以下のようです。
天井の形状で一番良くないのは半円形と言われていますね。
具体的にはあたかも音のレンズのように、音が一点に集中する焦点が生じるからと言われていますね。
反射音はアトランダムに乱反射がいいことは、有名音楽ホールの壁などを見ればおわかりのとおりです。
この観点からツイーター背後の音の焦点が発生していた半円球状のバッグチャンバーの形状を茶筒型に改善したと推測しています。
ガルネリのツイーターは途中で前期型から前期型に一度交換して、まだ新しかったので、後期型にした場合の音質変化について試していませんが、ここまで形状が違うと、だいぶ高域の出方が変わったのではと思います。
今はそのガルネリは知り合いに譲っていい音で鳴っています。
ステレオサウンドの最新号、オーディオの殿堂でもソナスファベールからは5台殿堂入りしたものの中の1台でその記事も引用します。
同時にスペアのガルネリ・オマージュのウーハー2台も出品しています。
ガルネリの補修パーツにも、あるいは新規にエンクロージャーを製作されて、独自のガルネリ様スピーカーとされるのもの面白そうです。
なおガルネリのネットワークはユニットの製造元、DYNAUDIOからは12dB/oct以上の急峻さを要求されながら、あえてガルネリを設計したソナスファベールの創業者フランコ・セルブリン氏はネットワークの定数、部品あれこれの試行錯誤を繰り返す中で6dB/octで設計されています。
古い品で写真のとおりです。音が出ないなどの電気的問題については到着から３日以内に動作確認いただきご返品に応じますが、その他はNC.NRでお願い致します。
ほかにもオーディオ関係をいろいろ出品しております。
今後は動作確認できる貴重なビンテージ真空管やオーディオ関連 レコードなどのソフトの出品も予定しております。ウオッチリストにご登録いただければ幸いです。（2022年 8月 27日 13時 23分 追加）同時出品のガルネリのウーハーの1本が導通していなかったので、長期保管からの不具合からかと心配になって、ツイーターのボイスコイルインピーダンスを横河のデジタルマルチメーターで測定しました。2本とも５．４５Ωとよく揃っていました。ご安心くださいませ。